「塗りもののある優しい暮らし」をご提案

古来より愛されてきた漆器は木地師が木を挽き塗師が漆を塗って完成します。
その昔、木地師は、山々を渡り歩き、挽物（ひきもの）の器をつくり、生活していました。

創業93年をむかえた山久漆工は、2020年秋、日本の自然豊かな地に漆器の原点ともいえる「椀」の木地を挽く工房を構えて新たな製作活動をスタートしました。
ここでは、職人が「カンナ」と呼ばれる刃物を巧みに使い自然の木から一つ一つ丁寧に美しい器を生み出す木地師の手仕事をご覧いただけます。

すこしずつ変化する現在のライフスタイルにおいてもお椀づくりに込めた職人の精神と技を今に生かして製品づくりに取り組みたい。
日本人が愛した漆器の美しさと伝統を守りながら「塗りもののある優しいくらし」をご提案したい。こうした想いをもって、ブランド「towan」がうまれました。

towanシリーズの現代的な色や形のどこかに塗りものの優しさ、漆器の奥ゆかしさを感じていただき、末永くご愛用頂ければ幸いです。